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デジタルTV向けソフトウェア
 

MediaStack-ARIB
日本のデジタル放送の規格は、世界で最も仕様書が多く複雑です。実際、デジタルTVに関連するARIBの仕様書の総ページ数は、5,100ページを超えます。それを、すべて理解してデジタルTVを開発するのは専用メーカにおいても非常に困難な作業です。また、2004年4月からのB-CASの導入により、ARIB仕様に適合しないセット・メーカには、カードが供給されません。
そうした中、ゼンテックは、デジタルTVの開発に長年携わってきた経験を生かし、日本のデジタル放送に適応した各種スタック、ソリューションを提供していきます。

 - PSI/SIライブラリ
 - DSMCCライブラリ
 - サブタイトル/スーパインポーズ・ライブラリ
 - チャンネル・ライブラリ など

MediaStack-ARIB-J
ARIB-Jとは、欧州で策定されたDVB-MHP(Multimedia Home Platform)規格をもとに作成された日本仕様の名称です。ARIB-Jの「J」は、Javaを意味します。当初 ARIB-Jは、DVB-MHPとGEM規格の2つを参照していましたが、バージョン 1.1からはDVB-MHPへの直接参照をやめ、すべてのGEM規格を参照することにしました。したがって、現在のARIB-Jの仕様は、GEM規格をベースに策定されています。

GEM規格とは、欧州のデジタル放送の規格団体であるDVBで次世代双方向デジタルTV放送の規格として策定されたDVB-MHPの規格を世界に広めるため、欧州のDVB、日本のARIB、米国のCableLabsの3地域の標準化団体で構成されるMUG(MHP Umbrella Group)によって策定さたれ規格です。この、GEM規格から、米国のOCAP、日本のARIB-J、そして、最近では、Blu-ray DiscのBD-Jの仕様が策定されています。

DVB-MHP(GEM規格)は、双方向コンテンツのミドルウェア・プラットフォームの共通仕様として、Javaベースの共通APIで、デジタルTVのアプリケーションを実現します。Javaという汎用的かつ、移植性の高い言語によりプログラミングでアプリケーションの記述ができます。

日本では、ARIB STD B-23として規格が策定されていますが、まだ、ARIBとして運用をするかは決まっていません。しかし、当社は、DVB-MHP、OCAPの開発経験を持ち、すでに、ARIB-Jの一部に対応したソリューションを持っています。運用が決まれば、短期間で対応することができます。

MediaStack-BML
日本のデジタル放送におけるデータ放送には、BML(Broadcast Markup Language)ブラウザが使用されています。BMLブラウザは、ARIBによってXMLをベースに日本独自に開発されたデータ放送向けページ記述言語です。但し、このBMLブラウザを独自に開発するには、膨大な仕様書を確認しながらの作業で相当な工数を必要としており、BMLブラウザのサポートが日本のデジタルTV開発の負担の1つとなっています。

ゼンテックでは、2004年4月、三洋電機株式会社様と日本国内仕様のデジタルTV放送受信に不可欠なBMLブラウザの独占販売権およびサブライセンス権の供与を受けました。このBMLブラウザは三洋電機様が開発し、既に日本国内で市販されている同社のデジタルTV(VIZONシリーズ)に実装され多くの実績を持つJavaベースのBMLブラウザです。

また、なにより重要な事として、このBMLブラウザは、既に出荷されている市場流通分も含めて十分なテストが実施されており、それをクリアしているということです。テストにかかる工数や目にみえないコストも、デジタルTV開発では、非常に重要であり大きなウエイトを占めます。

三洋電機様では、BSデジタル放送で使われたBML1.0から開発を始め、CSデジタル対応BML2.0、そして地上デジタル放送対応のBML3.0と継続的に発展させてきました。そして実際の製品としても市場に出荷され使われているということで、何よりも安心してご利用頂けるソリューションとなっています。

<Zentek-BMLブラウザの特徴>
1.BML 3.0のフル実装
  ARIBの規格書、ARIB STD-B24に完全準拠
2.Javaベースによる高い移植性
  Java言語で書かれているため、各種のOSやデジタルTV用チップなどへの移植性に非常に優れています。対応するJavaは、Embedded Java相当、あるいはCDC対応です。

3.ハイパフォーマンス
  Javaで記述されているにもかかわらず、クリティカルな部分については、ネイティブメソッドを使っているため、ハイパフォーマンスを実現しています。
4.ARIB-Jとインテグレーションが容易
  2003年6月に策定されたARIB-J(ARIB STD B-23)とのインテグレーションが容易で、BMLブラウザとARIB-Jを1つのJava VM(Virtual Machine)上で実現できます。


<BMLブラウザ、EPGその他アプリケーションの検証>
ゼンテックは組み込みソフトの開発・テスティングから得たノウハウをもとに、各種アプリケーションのQA(品質保証検証)やTesting業務も可能です。(詳細はこちら)

 

MediaStack-HTMLブラウザ
デジタルテレビ情報化研究会が策定した、ネットTV端末仕様書に準拠した情報家電向けHTMLブラウザです。通信のブロードバンドの普及により、パソコンだけでなく、家庭内のテレビにおいても気軽なネットークサービスが求められています。そうした中、デジタルテレビ情報化研究会は、デジタルTVによって、放送サービスに加えて通信サービスを簡単かつ便利に利用できる社会の実現を目指した、HTMLブラウザの仕様策定を行っています。
なお、本HTMLブラウザはJavaで記述し、Mozilla Public License Version 1.1に基づく、Mozilla Rhinoの実行ファイル(無改変)を使用しています。

 

モバイルTV向けソフトウェア

 

MediaStack-One Seg(準備中)
現在ゼンテックでは、移動体端末でのデジタルTVソリューションとして、1セグソリューションのご提供を準備しております。
また、1セグ放送で使用されるH.264/AVCビデオコーデックは、アルゴリズム開発のスペシャリスト集団である、株式会社テクノマセマティカル社と提携でソフトウェアソリューションを提供します。
尚、1セグソリューションの情報につきましては、本Webサイト、ならびに各種メディアを通じ、随時ご案内をさせていただく予定です。

 

DMB-S
DMB-Sは有料衛星放送を意味する「Digital Multimedia Broadcasting for Satellite」の略です。
衛星DMB放送を視聴するためには衛星放送受信専用端末が必要です。ゼンテックの専用端末は左下のブロック図のように、信号を受信するRFチューナ部分、デジタル信号に復調してTS信号に変換する(デモジュレータ:Demodulator)CDMチップセット、限定受信でスクランブルされた信号をデスクランブル(Descramble)するCAS、そしてTS信号をデーコード(Decode)して、ビデオ/オーディオ信号にするマルチメディア・チップセットで構成されています。特に、受信感度を向上させるためにダイバシチ・アンテナを適用して移動中でもキレイな放送を受信することができます。
このモジュールは、有料衛星放送(DMB-S)を視聴可能な個人携帯端末・車載端末やCNS(Car Navigation System)、携帯電話などに応用できます。

インタペースとブロック・ダイアグラム